BRONCO


 

1.特徴
プッシャータイプの双胴インドアプレーンで、米国の軽攻撃機OV-10ブロンコをモデルに設計しました。
操縦性、安定性、旋回性ともに良好で、赤外線を使ったドッグファイトでその性能の良さが証明されています。


2.テクニカル・データ
・全長   : 235mm
・全幅   : 310mm
・全備重量  : 13.0g
・主翼上反角 : 15°
・水平尾翼取り付け角 : 0°
・モータダウンスラスト : 0°
・モータサイドスラスト : 0°
・動力用モータ  : MK07−3.3 (Φ7mm コアレス オレンジ・モーター)
・ラダーアクチュエータ : SHICOH-F7 (Φ3.2mm コアレスモータ)
・プロペラ : GWS EP−2508 (ダイヤ65mm)
・バッテリー : FR130C リチウム・ポリマー・バッテリー 1セル (130mAH)
・受信機   : MINOR−FRAT
・コントロール  : ラダー、エンコン (2ch)
・連続飛行時間 : 約15分


3.寸法図



4.作り方
胴体は、厚さ10mmの発泡スチロールで、双胴部は厚さ5mmの発泡スチロール、主翼、水平尾翼は厚さ2.5mmの発泡スチロールです。
ラダーは、右側の垂直尾翼のみに付けてあり、モーターアクチュエータによって駆動されます。ラダーの構造は、基本的にTMK2と同じですので、そちらを参考にしてください。
左側の垂直尾翼には下の写真のようにトリムラダーをつけました。これは、ラダー中立で直進するように調整するためのものです。ヒンジには、固めのアルミテープを使っています。


主翼は、強度と揚力を得るために少し湾曲させています。
普通に飛行させるなら特に補強は要りませんが、激しい飛行を行うことが多い場合には、下の写真のように竹ひごやカーボン等で補強してもよいでしょう。


水平尾翼は、下の写真のように切り込みを入れて少し跳ね上げておきます。跳ね上げ量は飛行姿勢を見ながら調整します。


受信機は、胴体に取り付けます。取り付け方は、kami2でも説明したようにコネクタによる交換可能方式です。
バッテリーは、胴体機首付近に穴を開けて差し込みますが、テスト飛行で重心位置を調整する必要がでてくるかも知れませんので、初飛行では、セロハンテープなどで仮止めすると良いでしょう。


5.飛行の様子

 http://www.youtube.com/watch?v=fe58KOA4lk4