1.はじめに
もう17,8年くらい前ですが、発泡スチロール翼カッティングマシン
WC10を製作しました。
現在、当時製作した装置は手元にありません。ですが、この装置についてのお問い合わせが、多々あるため、
第2弾を製作することにしました。
第一弾とステッピングモーター4つを駆動するという構成は同じですが、メカ的にはリニアガイドを使って動きが少しスムーズ?になったかな。
制御データ作成は、excelのマクロを使っています。
こんな装置作ってみようという人はいないと思いますので、製作記事ではなく、たんに装置の紹介とします。
動作イメージについては、動画もUPしましたので、そちらをご覧ください。
2.機能
●電熱線による発泡スチロール翼切り出し
3.制御データ作成
excelのマクロで制御データをつくります。
翼型データはネットからCSVファイルを拾って入力します。
4.制御回路
制御用マイコンは、ATmega16を使用。このマイコンが水平軸、垂直軸、左右あわせて4つのステッピングモーターと電熱線の電力制御を行う。
制御用データはパソコンとUSB接続(RS232C変換)される。
5.メカ部
水平方向駆動モーター。リードスクリュー方式(ボールネジは高価過ぎて買えなかった)
フォトインタラプタを使ったリミットSWを設置。
垂直方向駆動モーター。リードスクリュー方式。
フォトインタラプタを使ったリミットSWを設置。
バネで電熱線にテンションを掛けている。
6.完成品
薄い発泡スチロールで試し切り。
翼型は、MH32。
完成品。(テーパー翼)
7.動画
https://youtu.be/tja6XrullyA