SC12

サーボコンバータ
                                                    2015/09/16

    




1.概要
 本回路を受信機とサーボの間に挿入すると、サーボのニュートラル、舵角、速度を調整することが出来ます。
また、基板上のスイッチで、サーボの回転方向を反対(リバース)にすることが出来ます。


2.機能
サーボ信号変換
 ●ニュートラル調整
 ●トラベル(舵角)調整 0%〜120%
 ●速度調整 オリジナル速度〜約15秒/フルストローク
 ●リバース機能


3.仕様
 ●電源電圧 : 2.5V〜5.5V
 ●基板外形 : 25*13*5.5(縦*横*高さ)
 ●重量 : 3.5g(コネクタ含む)


4.回路図



5.部品表
部品番号  部品名  仕様  メーカー  備考 
 IC1  マイコン  ATtiny13A  ATMEL  
 Q1  抵抗内臓トランジスタ  RN1102  東芝  
 C1  セラミック・コンデンサ  0.68uF/16V    
 C2  セラミック・コンデンサ  0.1uF/16V    
 C3  セラミック・コンデンサ  0.1uF/16V    
 C4  セラミック・コンデンサ  0.1uF/16V    
 C5  セラミック・コンデンサ  0.1uF/16V    
 R1  抵抗  10Ω    
 R2  抵抗  4.7kΩ    
 R3  抵抗  100Ω    
 VR1〜VR3  トリマ・ポテンショメータ  10kΩ    
 VR2  トリマ・ポテンショメータ  10kΩ    
 VR3  トリマ・ポテンショメータ  10kΩ    
 SW1        


6.マイコン プログラムのダウンロード
本回路はマイコンを使っていますので、自作する方は、マイコンにプログラムを書き込む必要があります。
プログラムは、下記ファイルをクリック、保存してからマイコンへの書き込みを行って下さい。
(右クリックで ”対象をファイルに保存” を選択)

sc120.hex

書き込み時の設定
・FUSE BIT
 high byte 0xFC
 low byte 0x6A

・LOCK BIT 0xFF


7.調整
各調整は下図を参照して下さい。



8.注意
 サーボのトラベル調整をする場合、舵角を大きくし過ぎると、サーボの可動範囲を超え、サーボが突き当たった状態になり、サーボが故障する可能性がありますので、ご注意ください
 サーボの速度調整は、もともとのサーボの速度よりは速くなりません。あくまでも、サーボの速度を遅くする側に調整するものとお考えください。