- 電圧低下検出電圧 (出荷時は4.2Vに調整済み 4.0〜6.6Vまで調整可能)
- 消費電流 5mA/20mA(ブザーOFF時/ブザーON時) at Vcc=4.8V
4.回路図
5.部品表
部品番号 |
品名 |
品番(仕様) |
メーカー |
備考 |
IC1 |
電圧レギュレータ |
S-812C50 |
SII |
. |
IC1 |
マイコン |
ATtiny45V |
Microchip Technology |
. |
Q1 |
トランジスタ |
RN1102 |
東芝 |
. |
Q2 |
トランジスタ |
RN1105 |
東芝 |
. |
C1 |
セラミックコンデンサ |
4.7uF |
. |
. |
C2 |
セラミックコンデンサ |
4.7uF |
. |
. |
C3 |
セラミックコンデンサ |
0.1uF |
. |
. |
C4 |
セラミックコンデンサ |
0.1uF |
. |
. |
R1 |
抵抗 |
22KΩ |
. |
. |
R2 |
抵抗 |
15KΩ |
. |
. |
VR1 |
トリマー抵抗 |
10KΩ |
. |
. |
BZ1 |
回路内蔵型ブザー |
TMB-05 |
スター精密 |
. |
6.マイコンプログラム
自作する場合は、マイコンにプログラムを書き込む必要があります。
圧縮形式ですので、下記ファイルをダウンロードした後、解凍してHEXファイルにしてからマイコンへの書き込みを行って下さい。
書き込みを行う際に、プログラムメモリの0x7FF番地のローバイトに8MHzOSCキャリブレーションデータを書き込んで下さい。
ar550.zip
設定
・FUSE extended byte (11111111B)
・FUSE high byte (01111110B)
・FUSE low byte (01100010B
SELFPGNEN:1
RSTDISBL:0
DWEN:1
SPIEN:1
WDTON:1
EESAVE:1
BODLEVEL2:1
BODLEVEL1:1
BODLEVEL0:0
CKDIV8:0
CKOUT:1
SUT1:1
SUT0:0
CKSEL3:0
CKSEL2:0
CKSEL1:1
CKSEL0:0
・LOCK bit (11111111B)
LB1:1
LB2:1
7.使い方説明
コネクタを受信機の空きチャンネルに接続するだけで、電圧低下検出付き機体発見ブザーとして機能します。
ブザーを鳴らすには、送信機のスティックを左右(上下)どちらかいっぱいに倒すとブザーが鳴り、スティックを戻すとブザーは鳴り止みます。
具体的には、信号パルス幅1.7msec以上でブザーが鳴ります。通常、ニュートラルパルス幅は1.5msec付近ですので、スティックが中央位置ではブザーは鳴りません。
また、送信機からの信号が無くなった場合もブザーが鳴ります。信号が再度入力されるとブザーは鳴り止みます。
電圧低下検出機能ですが、電源電圧が、設定電圧以下になってもサーボの起動などによる瞬間的な電圧低下ではブザーが鳴らないように時間にして約1秒の遅延が入っています。1秒以上の電圧低下を検出した場合には、ブザーが鳴り、電圧が回復したらブザーは鳴り止みます。しかし、約2.5秒以上の時間連続して電圧低下を検出した場合は、電源電圧が回復しても電源を切るまで鳴り止みません。
検出電圧の調整は、精密ドライバ等を使ってコネクタ取り出し部から見えるトリマー抵抗を回すことで調整できます。左にいっぱい回すと約4.0V、右にいっぱい回すと約6.6Vです。(下図参照)