SF50                           2012/10/20
LEDフラッシャー
     



1.概要
 8個のLEDをある決まったパターンで点滅させるドライバー回路で、送信機側の操作でLED点灯/消灯の操作が出来ます。
LEDの点灯パターンは16パターン用意してあり、基板上のDIPスイッチでお好みのパターンを選択できます。また、点滅速度は、基板上のボリュームで自由に変更できます。
目立ちたがり屋には、ぴったりのアイテムです。


2.機能
 ・8LED点灯回路


3.仕様
 ・電源電圧 3.5〜6.0V
 ・LED電流 20mAmax
 ・外形 25*19*6(縦*横*高さ)
 ・重量3.8g(コネクタ含む)


4.回路図



5.部品表
 部品番号 品名  品番(仕様)  メーカー  備考 
 IC1  マイコン  ATtiny261V  Atmel  
 Q1  抵抗内臓トランジスタ  RN1102  東芝  
 VR1  半固定ボリューム  10kΩ    
 C1  セラミック・コンデンサ  47uF    
 C2  セラミック・コンデンサ  0.1uF    
 C3  セラミック・コンデンサ  0.1uF    
 R2〜R9  抵抗  220Ω    
 SW1  DIPスイッチ  4bit    


6.マイコンプログラム
自作する方は、マイコンにプログラムを書き込む必要があります。
下記ファイルをダウンロードして、解凍後にできるsf503.hexというファイルをマイコンに書き込んで下さい。

sf503.zip


設定
・FUSE bit EX:(11111111B) H:(01111110B) L:(01100010B)

SELFPRGEN:1

RSTDISBL:0
DWEN:1
SPIEN:1
WDTON:1
EESAVE:1
BODLEVEL2:1
BODLEVEL1:1
BODLEVEL0:0

CKDIV:0
CKOUT:1
SUT1:1
SUT0:0
CKSEL3:0
CKSEL2:0
CKSEL1:1
CKSEL0:0


・LOCK bit (11111111B)

LB1:1
LB2:1


7.接続
 接続は、下図を参照してください。
コネクタは、受信機の空きチャンネルに接続してください。
LEDの接続は、カソード側をそれぞれ基板の端子に接続、アノード側は共通でCOMに接続します。
LEDには、チップ型、Φ3〜5の砲弾型などが適当です。
LEDの電流制限抵抗は基板に内臓してありますので、特に不要です。
LEDの発光色は何色でも構いませんが、発光色によって順方向電圧降下が異なりますので、流れる電流(つまり輝度)が多少違ってきます。



8.使い方
 コネクタを受信機の空きチャンネルに接続したら、送信機のスティック又は(ギヤ)スイッチ操作でLEDを点灯/消灯させることが出来ます。パルス幅が1.7msec以上でLEDが点灯、それ以下でLEDは消灯します。
 LEDの点灯パターンは、全部で16パターンあり、パターンの選択は基板上のDIPスイッチで行います。また、点滅速度調整は基板上のボリュームで行います。
16ある点灯パターンについては、説明がたいへんなので、9のデモ・ムービーをご覧ください。


9.ムービー
 点灯パターンのデモ・ムービーです。
点滅速度は最速に設定していますが、最後に最低から最速に変化させています。

http://youtu.be/B4dOoMpzJRQ



 実際にRC機に搭載した例です。
点灯パターンが自動的に切り替わるようにしてあり、ここで紹介しているものとは少し異なります。