DS10                           2014/02/16
2ポジションサーボ信号発生回路
 



1.概要
 ラジコン用サーボは、小型の割に力が強く、しかも最近は安価に売られていて、ラジコン以外にも様々な用途にも使うことが出来ます。このサーボは、もともとプロポーショナル動作として設計されているものですが、決められた一定角度だけ回れば十分用が足りる場合も多々あります。(例えば、フックを外す、道路工事の旗振り人形など)
このような単純な用途に、いざラジコン用サーボを利用しようとすると、パルス発生回路が必要となり、それほど簡単なことではありません。
そこで、単なるハイ/ローのデジタル信号を入力するだけで、サーボを予め決められた回転角度まで回転させる信号回路を製作してみました。
サーボの回転停止位置は、基板上のトリマ・ポテンショを回すことで、自由に設定でき、入力信号のハイ時の回転停止位置とロー時の回転停止位置は、それぞれ独立に設定することが出来ます。


2.機能
 ・2ポジションサーボ信号発生


3.仕様
 ・電源電圧 3.0V〜6.0V
 ・出力パルス幅 約0.8msec〜2.5msec
 ・外形 26*19*6(縦*横*高さ)
 ・重量3.8g(コネクタ含む)


4.回路図



5.部品表
 部品番号 品名  品番(仕様)  メーカー  備考 
 IC1  マイコン  ATtiny45V  ATMEL  
 Q1  抵抗内臓トランジスタ  RN1102  東芝  
 VR1  トリマ・ポテンショ  10kΩ  
 VR2 トリマ・ポテンショ  10kΩ    
 C1  セラミックコンデンサ  100uF/10V    
 C2  セラミックコンデンサ  0.68uF/16V    
 C3  セラミック・コンデンサ  0.1uF/16V    
 C4  セラミック・コンデンサ  0.1uF/16V    
 C5  セラミック・コンデンサ  0.1uF/16V    
 R1  抵抗  10Ω    
 R3  抵抗  100Ω    


6.マイコン プログラムのダウンロード
本回路はマイコンを使っていますので、自作する方は、マイコンにプログラムを書き込む必要があります。
圧縮形式ですので、下記ファイルをダウンロードした後、解凍してHEXファイルにしてからマイコンへの書き込みを行って下さい。

ds100.zip

設定
・FUSE bit 11111111B(拡張バイト)  00111110B(ハイバイト)  01100010B(ローバイト)
・LOCK bit 11111111B


7.説明
 配線は、下図を参照してください。


 デジタル信号入力は、0V(ロー)/5V(ハイ)が標準ですが、入力信号しきい値が1.3V付近なので、3.3V系のロジック信号でも動作上問題ありません。
入力がオープンの場合は、ロー入力と判断されます。
 サーボ用の電源は、本回路より供給されますが、ハイボルテージサーボなどサーボの電圧が5V以上の場合は、サーボ用コネクタの+5V線を本回路から外し、サーボ用の別電源に接続します。(GNDは共通にします。)
この場合、サーボ用信号電圧は5V系のままですので、動作保障はできませんが、通常は問題なく動作すると思います。


8.動画